しっかりと仕事に活かす

近年、OJTやOFFJTなどに見られるように、仕事に活きるセミナーを積極的に取り入れて社員教育に力を入れている企業が多くなってきているのが現状だ。プログラムも多種多様で、受講者のそれぞれのスキルに応じたものが用意されており、受講者にとってもスキルアップする機会ということで注目を集めている。その趣旨はあくまでも仕事に活かすことであり、その意味ではプログラムをきちんと消化しているか、そしてその成果を自分の仕事に活かせているかという点が非常に重要だ。

一般的によくあるのが、受講の成果を自分の仕事に活かせない、時間が経過するとそれを受講した内容のことを持続できなくなったというケースである。忙しい合間を縫って受講したにもかかわらず、受講の成果を仕事に活かせなければ全く意味をなさない。従って、受講者は単にスキルアップするという漠然とした目標ではなく、セミナーを通じて自分が今している仕事をどう改善していくのか、どのように成果を反映していくのかについて具体的に戦略を考えていくことが必要不可欠となる。

また、セミナーを実施する企業側も単に開催して終わりではなく、例えば終了後に受講者に対してどのような形で受講の成果が反映されたのかを点検するといったフォローアップを実施することも重要となるだろう。こういった点をおさえたうえで実施すれば企業側にとっても、受講者にとっても仕事に活かせるよりよい成果を得ることができる。